福島県農林水産部 農業総合センター作物園芸部品種開発科 松崎 拓真 農学部応用生物科学科 2015年卒業 お米の品種開発では、一般的に10年以上の長い時間がかかります。その中でも「福、笑い」は、全国屈指の米どころ「福島県」が、さらなる評価、美味しさを追求し、長い歳月をかけて品種開発を行いました。とにかく美味しいお米を作りたいと、何度も何度も食味試験を行い、外部の専門機関の評価も受けるなど美味しさの評価に工夫を重ねて開発しました。また、「福、笑い」は、選び抜かれた生産者のみが栽培し、厳しい基準をクリアしたものだけが販売できる特別なお米です。大粒で軟らかく、強い甘みと香りを感じることができる「美味しいお米」の代表的な食味の特徴が際立った品種なので、まずはそのまま味わっていただきたいです。
お米の品種開発は、一般的に交配をしてから品種になるまで最低でも10年かかると言われています。「福、笑い」の開発には14年間もの年月がかかっており、おいしいお米を追求するために食味にこだわり抜いてできた品種です。食味が特に特徴的で、柔らかくて粘りが強く、香りや甘みが強いお米です。炊き立てのお米は、そのまま食べると香りや甘みの違いをより味わうことができます。「福、笑い」の食味を、ぜひ皆様もお試しください。
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